いざというときの備え
いざというときの備えが普段から大切。とはいうものの「何をどの程度備蓄・非常持ち出しにするか」ほとんど知らない。避難持ち出し物品と食料品備蓄についてガイドラインなどを調べて列挙してみました。
よくあるガイドラインは4人家族を一般的なものとしているが国勢調査(統計局ホームページ/平成22年国勢調査)を見てみると世帯人員が1人の世帯が一番多く、4人以上世帯に匹敵するほどの数である。私自身一人暮らしなので1人分で考える。
普段から持っておく/職場などにも常備しておくとよさそうなもの
- 運動靴(職場など)
- 懐中電灯
- 笛
- ラジオ機能付き充電器(手回しであればなおいいがかさばる)
- 水
- 少しの食料(シリアルバーや飴)
避難持ち出し物品
調べれば調べるほどキリがなく、いろいろなものが見つかる。いくつか見ていると山登りの装備が参考になりそうだと思われたため、そちらも参考にする。
- お金類
- 印鑑
- 現金
- 通帳
- 道具
- 懐中電灯つき携帯ラジオ(手回し充電可・携帯充電できるとなおOK)
- ライター
- 缶切り
- ナイフ
- 電池
- 布物
- 衣類(着替え、下着、靴下)
- 手袋(軍手)
- シュラフ
- その他
- 救急箱
- 眼鏡
- 哺乳瓶
- ヘルメット
- 防災ずきん
- 食品
- 水(1〜2リットル)
- インスタントラーメン
- 非常食やシリアルバー、飴
- 他にあると良さそうなもの
- 折りたたみ傘
- 合羽
- ヘッドランプ
- タオル
- レスキューシート(保温シート)
- 身分証明書や健康保険証(コピー)
- ラップ、アルミホイル
- ビニールのごみ袋
- 携帯用ウェットティッシュ
- 携帯カイロ
- せっけん
- マスク
- ガムテープ
- 簡易トイレ
- トイレットペーパー、生理用品
- 手帳・ペン
避難持ち出し袋はえいやっと出せるところに必要である。家の中で崩れにくいところはどこだろうか。リストアップしてから思ったのは、本当に全部必要なのだろうか&一気に肩にかついで持ち出せるのか。
食料品備蓄
食料品備蓄には新型インフルエンザなど新しい伝染病*1への備えを考えると2週間〜2ヶ月間の備蓄をすることが必要。最悪の場合、一時的なライフライン(電気・ガス・水道)の停止が発生する恐れがある。これについては3日分程度の備えが必要。3日分程度の備え=地震防災用備蓄食料品が該当する。
3日分の地震防災用食料品備蓄(4人家族3日分(一日一人当たり1500kcal)を一人当たりになおす。割り切れない分は繰り上げたりあいまい数字にしたり)
- 主食:缶詰、レトルトごはん、アルファ米、乾パン・パンの缶詰、クラッカー、餅:計9缶/袋
- 副食:レトルト副食(各種):4〜5袋
- 汁物:味噌汁、豚汁、ラーメン缶詰、粉末スープ:計6缶/袋
- 食料品以外
- 水(1日1人あたり3リットル):4〜5本(2リットルペットボトル)
- カセットコンロ
- カセットコンロ用ボンベ(1日3食分=2本):6本
2週間の食料品備蓄(4人家族(一日一人当たり2000kcal)を一人当たりになおす。割り切れない分は繰り上げたりあいまい数字にしたり)
- 主食
- 米:2.5kg以上
- その他主食(うどん、そば、パスタ、シリアル類など):400g入り1.5袋
- 乾麺類(中華麺、インスタント麺、パンなど):4食
- 主菜・副菜
- 野菜類(玉ねぎ、ジャガイモ、ごぼう、さつまいもなど):各250〜500g
- 豆類(あずき、大豆など):適宜
- 卵:2〜3個
- 缶詰(魚介類、肉類):7〜8缶
- 缶詰(野菜・きのこ類:コーン、トマト、たけのこ、マッシュルームなど):5缶
- レトルト食品(カレー、パスタソース、ハンバーグなど):7〜8食
- 冷凍食品(市販品、家庭で冷凍した魚介、肉、野菜、料理など):500g入2〜3袋
- 乾燥食品(切り干し大根、しいたけ、高野豆腐、ひじき、わかめ、こんぶなど):各1袋
- 汁物
- スープ類(味噌汁、わかめスープ、コーンポタージュなど):3食
- 乳製品
- 乳製品(チーズ、ヨーグルト、スキムミルクなど):各1箱
- 果物
- 缶詰(果物類:もも、みかん、パイナップル、みつ豆など):2〜3缶
- 調味料・嗜好品・その他
参考資料
- 防災情報のページ - 内閣府
- http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/090409.html
- http://www.fdma.go.jp/html/life/
- NPO法人 レスキューストックヤード(RSY)
- 公益財団法人 市民防災研究所 | 災害からいのちと暮らしを守るために
調べ始めるときりがない。。。。
*1:流行の周期:流行開始から小康までは2ヶ月程度