ニュージーランド一人旅〜2011/Jan/07-13

2011/Jan/07-08:成田〜Auckland-NZ090

ニュージーランド航空にて出発。シートポケットの外側にペットボトルを入れるのに丁度良いネット状のポケットがくっついていた。確かにペットボトルって普通のポケットに入れるとちょっと邪魔。。こりゃ便利。

2011/Jan/08:Auckland〜Christchurch-NZ525

オークランドへ到着。空が青い!暑い!。。。。じっとしているのに汗がじんわり。真冬の日本から飛んできたせいだろう。
入国審査のあと、植物検疫専用のX-rayを通りニュージーランドへ入国。食料自給率200%といわれる農業大国。人の動きが激しい昨今、厳しい検疫は必須。

外へ出て国内線ターミナルへ向かう。まぶしいっ!日差しが強いけど、風が気もちいぃ〜。湿度が低くて爽やか。
国内線での預け入れ手荷物は自分でベルトコンベヤに乗せる。日本の国内線だとカウンターで預かってもらうのですが、預けるだけ、手順も分かっていてチケットもe-チケットである場合は時間がかからず便利!

オークランドクライストチャーチへの国内線、ほぼ満席。客室乗務員さんいわく、「いつも、このくらい混んでいるわ」

クライストチャーチへ到着!
とりあえず今夜寝るところを確保するために。。。i-Siteへ行く。条件を告げると予約までしてもらえるので便利♪ついでに滞在期間中の分、全部予約☆

クライストチャーチの中心部、大聖堂へ。タワーに登れる!そりゃぁ、登るでしょっ!狭いタワー、螺旋階段。目が回る〜〜〜階段をひたすら134段、登ると大聖堂前の広場とChristchurchの街中を一望できました。空気が気持ちいぃ〜(^^)♪

登ったら降りないとね。降りるときのほうが怖い階段でした。階段幅が狭くて足を置く場所を気をつけないと、きっとすってんころりん。。。。

緯度が高いニュージーランドの夏はいつまでも明るい。。。21:30になっても明るかった!

2011/Jan/09:Christchurch〜lake Tekapo-InterCity Bus NM9557

今回の目的、「南十字星を見たい!」
折角見るのならということで、世界最南端の国際天文台・Mt.John天文台を目的にテカポへ。

テカポはクイーンズタウン行きの長距離バスの途中停車駅です。3時間30分ほど。いいお天気の中ドライブを楽しみます。羊がたくさん。。数え切れなーーーい。ときどき牛やアルパカも見かける。

善き羊飼いの教会(The Church of the Good Shepherd)が見え、テカポ到着。いいお天気。空は青く、雲ひとつない。そしてLake Tekapoの水も真っ青。絵になる景色。

地図を手に入れ、Mt.John天文台まで歩くことに。ハイキングコースが整備されていて歩きやすい&迷う心配なし☆どこまでも青く美しい湖と空を眺めつつ、気持ちの良い風を受けて てくてく。そういえば最近、運動不足だったわ(苦笑)

Mt.Johnからは周囲の山も見渡せます。有名なのはMt.Cook(Aoraki)。たぶんこれかなぁ?と案内板を見ながら景色を眺めます。

お目当てのStargazing tourは夜。夜になると気温がぐっと下がります。冬の格好をして集合。昼は歩いていったMt.Johnの山頂へ今度はバスで行きます。山頂近くなると星の観測のためバスはヘッドライトを消して走行。どきどき。初めての経験です。

山頂へ行くと満点の星空(^o^)プラネタリウムでしか見たことがない、天の川が降ってきそうにきらきら☆ツアーガイドの方いわく、ここまできれいに星空が見られる日はそう多くはない。とのこと。テカポは晴天率が高い地域らしいのですが、その中でも特に良い日だったようです。Lucky!

ガイドの方に説明を受けつつ望遠鏡からふたご座、木星ガリレオ衛星、いくつかの星雲や星団、昴などを見ます。望遠鏡のあとは肉眼で星空を眺めます。お目当ての南十字星、偽十字にだまされながら探し方を教わります。

因みにMt.John天文台から近くに見えた街はテカポのみ。しかもテカポでは街灯に笠をつけ、上方向へ光が漏れにくいようにしているそうです。美しい星空に強い光は大敵。星空を守るって難しいと感じました。

2011/Jan/10:lake Tekapo〜Christchurch-InterCity Bus NM9556

朝、早起きをして湖のほとりへ。空が茜色に染まり美しい朝焼け。

早起きしたおかげで時間があるので、前日とは別のハイキングコースへ。Cowan's Hillを歩きます。松林を抜けると一面の草原。遠くにテカポ湖が見えます。*1さらに草原を進むと天文台にあるような望遠鏡がひとつだけぽつりと。柵がしてある先なので、近づくことはできず。。。*2

てくてくハイキングの最後はバウンダリー犬の像と善き羊飼いの教会。昼間は観光客の方がいっぱいなのですが、早朝は誰もいません。静かに湖畔にたたずむ教会は昼間のそれとは違う雰囲気に感じます。*3

お昼にTekapoを出発し、再びバスでChristchurchへ。Christchurchではトラムに乗りつつハグレー公園内の植物園へ。ハグレー公園はとにかく大きい。。。トラムの車掌さんにハグレー公園は歩くと5kmくらいあるよ*4といわれながら向かいます。

植物園はそんなハグレー公園の一角。一角といってもかなり広いです。そして隅々まで手入れが行き届いています。きれいにつくられたイングリッシュガーデン。

2011/Jan/11:Christchurch〜Auckland-NZ526

若干の小雨の中クライストチャーチからオークランドへフライト。行きと同じくほぼ満席。オークランドは晴れ!

早速街歩き。オークランドの街、坂が、、、多いっ。しかも急な坂!そして気がついたら目的とは違う通りを歩いている、、、あら?ごちゃごちゃしてる印象。。。(^^;いささか迷いながら地図を眺めて歩いていると慣れてきた。通りに名前がついている&看板があり、なんとか歩き回れます。*5

建物や歩道の脇の植物などはきれいで通っていて楽しい。Christchurchもそうだったのですが、Aucklandもちょっとしたスペースには芝生が植えられ、公園となっています。

晩御飯は、ニュージーランドワインを飲みたいっ!ワインに合いそうな晩御飯。。。。ムール貝を食べに行こう♪
蒸したムール貝。美味。そしてワインもぴったりで美味しい(*^-^*)幸せ。

2011/Jan/12:Auckland

港町のオークランド、横浜から出ているようなハーバークルーズがあります。海からオークランドを眺めてみよう!マフィン*6&飲み物つき、2時間のハーバークルーズ。
この日もまたいいお天気。雲の形が日本で見るのと違うなぁ。。光に反射する海の青、陸の緑。相変わらず日差しは強いけれど、湿気は少ないのですごしやすい。

ハーバーにはすごい数のヨット!ヨットの形ってかっこいい。Aucklandのハーバーにはアメリカズカップに出場(優勝?)するようなヨットも泊まっているそうです。*7

クルーズ湾内を回りながら火山島、ランギトトに寄り道。停泊はほんのちょっと。
ランギトトは無人島のようで、船を逃すと野宿!?*8独特の黒いごつごつした島。比較的新しい島ですが、島内にはしっかりとニュージーランド原産の植物や生き物が根付いているようです。Walkwayは整備されているらしく、しっかりハイキングしてみたいと思いました。

クルーズのあとはAuckland Museumへ。広い。。。*9写真撮影、個人使用であればOKという。ふとっぱらだ。*10

ニュージーランドポリネシアから優れた航海術で渡ってきたマオリ人が住む土地。ヨーロッパからは最初にオランダ人が発見し、その後イギリスの植民地となります。・・・?の割にデザインの融合が少ない気がする。比較的新しい入植地のためだろうか。*11

博物館の探検は続きます。MOA(恐鳥)がいる!剥製が存在していたのか!大きい。
そしてゼロ戦がかなり良い保存状態で展示されている。。。びっくり。

夜はビストロへ。
やっぱりワイン。白と赤、それぞれグラスでいただく。シーフードチャウダースープとラム。どちらも美味しかった。ラムににおいがまったくない!さすがです。

2011/Jan/13:Auckland〜成田-NZ099

旅行もおしまい。帰路に着く。

機内でのこと。
飛び立って2時間ほどたった頃、なんだか騒がしいなぁと思いきや、けんか???
ぼーっと眺めていると、どうやら座席を倒すな!と前後でトラブル。えぇ〜びっくり。客室乗務員さん間に入って「皆、倒せる。あなたも倒したければ倒せばいい。それが皆に認められた権利だ」というような事を言っているが、「私はそれを望まない、私は正規のお金を払ってこの席を買った!」の一点張り。しまいには「あんたとはもう話したくない!」。。倒すなと言ったお相手の方もお金を払って席を購入されており、状況は同じであると思うのですが、、、

座席を全く倒すなというトラブル、初めて見ました。
空間が限られている航空機の機内。より多くのお金を払ってビジネスなどの席を買えばより快適空間が手に入るんだけどなぁ。。。

めも

今回の旅、ガイドブックは大御所。

C10 地球の歩き方 ニュージーランド 2011?2012 (ガイドブック)

C10 地球の歩き方 ニュージーランド 2011?2012 (ガイドブック)

行こう!と思い立った時期が遅く、出発の時間まで間がない!長距離の交通機関だけはチケットを手配。出国から帰国まで完全な海外一人旅は初めてなのに宿も決めずに現地へ行くという。。。無謀な。。。(苦笑)

ニュージーランドは観光にも力を入れているようで、Visitor Information Centres in New Zealand | Things to see and do in New Zealandという観光案内所が各地にあり、宿の手配や現地ツアーの予約などを行ってもらえます。なので、行き当たりばったりで行ったにもかかわらず、楽チンに旅をすることができました。

そしてお天気に恵まれた今回の旅。傘を使うこともなく、夏の光が溢れているNewZealandを満喫することができました。

もうちょっと頑張ればもう少しいっぱい回れたかな〜〜なんて振り返ってみると思います。機会があればまた行こう♪

  • 興味を持ったもの
    • ワイナリーツアー
    • Mt.cook/Aoraki
    • 今回行かなかったエリア

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

*1:ふと熊本・阿蘇の草原を思い出しました。

*2:ツアーの際、観光客が来ていると研究目的の観測はどうなっているのだろう、、と気になりましたが、ツアーは0:00ごろまでなのでその後の時間とこういった知られていない大型望遠鏡を用いて観測をするのかな?と思いました。

*3:それにしてもどこを撮っても素人でもコンパクトカメラでも絵になってしまうTekapo、恐るべし。

*4:だったかな、、忘れちゃった

*5:クライストチャーチは格子状の道路で分かりやすかったのだなぁ

*6:マフィン、おっきい。。

*7:ヨットは門外漢。それでもアメリカズカップは名前くらいは聞いたことがある

*8:ただし、宿泊は禁止。宿泊設備もない

*9:それにしてもいろんなものが大きいなぁ。

*10:照明を落として展示しているような展示品はうっかりフラッシュを焚いてしまうと傷む気がする。。

*11:きちんと文献などは調べておらず、私の抱く勝手な印象ですが、ヨーロッパからの植民地政策による入植先には当然のことながらもともと存在する独特のデザインなどがある。それがいつしか入植者の使う食器、布地、家具に取り入れられ、逆もまた発生していっていると感じることがあります。