CEATEC JAPAN 2005

ムラタセイサク君

ふと思い立ち,行ってみた.さすがに人が多かったです.ぶらぶら物見遊山で行ったのですが,会場全体を回ると半日かかってしまいました.

プラズマテレビや携帯電話の印象が強かったです.といいつつ,さらりと流して見て回っていました.休みの日ということで,一般の人も多く集まり時間的にもちょうど賑わっていたためもあるのでしょう.テレビは有名各社が,記録メディアはブルーレイディスクとHD/DVDが,携帯電話はDoCoMoKDDIがそれぞれ近くにブースが立っていて,競い合ってるなぁ,,,という感じでした.

そういえば,各ブースでパンフレットを配ったり説明をしているコンパニオンのお姉さんたちがきれいでした.(モータスポーツのレースクイーンを思い起こさせました.)それが目当て?という勢いで写真を取っている方もいらっしゃいました...お姉さんたちは客引き?製品は見られているのかしら.(きょろきょろして歩いていたら撮影中の方にぶつかってしまいました.ごめんなさい..)

中国や台湾の企業ブースもあったのですが,そちらは人が少なかったのが印象的でした.なぜなのでしょう.展示の問題かしら?話しかけにくい雰囲気でもあったのかなぁ.お休みの日で仕事で来られている人が比較的少ないというのもあるのかもしれないですね.

  • 私にとって面白かったもの
    • ムラタセイサク君」(写真)補助輪なしの自転車漕ぎを披露してくれました.足をペダルに掛けたままじっと停止している(不倒停止というらしい)様はどこかで支えてるのでは?と一瞬思ってしまいました.車輪の幅と同じ幅の細い一本橋を渡るときと普通の走行の時と2度倒れてしまいましたが,それでも結構安定して動いているなと思いました.ジャイロで傾きを検出しているらしいので,倒立振子制御のようなことをしているのかな?と思いました.一台,基盤むき出しで展示してあったのですが,アクリル板をはさんで基盤を置いてビニールテープで止めてあり,プロトタイプなんだなぁと思いました.
    • 思いのほか面白かったのは,テクトロニクスのコーナーにあったファンクションジェネレータ.現在出力している波形がディスプレイに表示され,波形の種類も簡単に切り替えられます.思えば,ファンクションジェネレータの出力はオシロスコープをわざわざつないで見ていました.機器の大きさは幅30cm程度に収まっていて,デジタル技術の進歩のおかげかしらと思いました.(でも,デジタルのオシロなどはあまり使い慣れてないのよね..私.アナログでないと未だに勘で操作できないのです.)
    • 骨伝導スピーカが意外と聞こえがよくびっくりしました.実際使わないと分からないですが,無線で使うには十分かも.ただ,係の方のお話によると伝導できる音の帯域は狭いそうですので,音楽を聴くには今ひとつかもしれません.
    • ウェアラブルPCは面白く,SFなどの世界を彷彿とさせるのですが,コントローラが大きいような気がします.操作性があがるといいのかもしれません..しかし,アミューズメント施設でエンターティメントとして使うことはできる気がする.

ということで,物見遊山でお仕事な人を横目にぶらぶらと半日過ごしてまいりました.ちょっと疲れたけど面白かった.