IKEA船橋店

友人と2人でIKEA船橋店へ行ってきました.駅を降りたとき見えた建物を見て思ったのは「大きい!倉庫?」ということでした.
わくわくしながら店内に入ります.店内は2階にショウルームがあり,1階に商品が置いてあるようでした.

まずは2階へとあがります.そこには店内の案内リーフレット,お買い物メモをするための用紙と鉛筆,紙製の定規がありました.それらをひとまず手に取り.....「このルーラ,インチ単位だ!!!!」少し焦ったのですが,裏返すとちゃんとセンチ単位のルーラもありました.一緒に行った友達はぱっとひと目盛り見ただけでインチだと気づいた私にややあきれていましたが...

さて,準備万端.店内をぐるぐる回ります.ぐるぐるといってもなんとなーく道順は作ってあって,それに沿っていけるようになっています.(というより,初めて行ったので沿っていかないと迷いそうでした)ショウルーム内ののディスプレイを見て,欲しいものがあったらディスプレイしてある家具についているタグの情報を最初に手にしたメモに書いていきます.ちなみに,6畳一間分のお部屋を作る家具の総額は10万を切っていました.驚きです.

一つ一つの家具とタグを見るうちにお値段が非常に安いことが分かってきます.さて,どうやってこのお値段を実現しているのだ?とも思いつつうろうろ.分かったことは

    • 質は微妙?と感じるようなものもあるが,値段を考えるとそれでも安いと感じる程度
    • 製造面から見て多くの種類になるようなことはせず,出来るだけ少ないラインで済むようにしてある(かもしれない)

さて,2階のショウルームを回るだけで2時間くらいが経過します.ゆっくり回ると一日が過ぎてしまいそうな広さです.製品もひとつひとつ面白く,うきうきしてきます.私たちが見慣れたものであっても一工夫してあって目から鱗!なんてものも多数ありました.デザインもキレイでショウルームを見るだけでも楽しめます.

2階を見て回ったら次は1階におりて商品をピックアップします.1階もまた広い!これでもか!!!という広さです.今回,私は雑貨だけを購入したのですが,家具類を購入する場合は2階のディスプレイされていた家具についていたタグの情報をきっちりメモしておかないとピックアップがさっぱりできないことがわかります.さて,1階に下りて低価格=低コスト化している部分がもう少し分かってきます.

  • 商品のピックアップする1階は倉庫である:商品のピックアップだけをするのでディスプレイに凝ってはいません.本当の倉庫よりは少しばかり見た目がいいようにしてあるとは思いますが,でもやっぱり倉庫です.
  • セルフサービスによる人員削減:
    • タグを利用して商品の場所を指示.お客様自身が商品をピックアップするために商品案内用の店員を減らすことができます.--商品の持ち帰りや組み立てもお客様自身.もし,持ち帰りや組み立てをお願いする場合は別料金がかかります.
    • 半セルフサービスのレジ.これにはびっくりしました.レジはベルトコンベアのついたもの,大型なものはカートに乗せたまま,小さいものはベルトコンベアの端にお客様自身が乗せます.店員さんはコンベアを流して自分のほうへ引き寄せ,会計をします.商品の袋詰め・梱包もお客様自身で行います.梱包に必要なクッションシート,包装紙,荷造り紐,セロハンテープ,はさみが置いてあるコーナーもありました.
  • 組み立て式による保管コストや輸送コストの低減:家具商品はほとんどが組み立て式.テーブルだと天板だけ,脚だけで置いてあります.この状態で保管・輸送をするのですから,組み立て済みのものを動かすより場所も人手も少なくすみます.
  • 袋も購入を:購入した商品を入れるための袋も売ってあります.もし,袋を持っていっていなければそこで購入しなくてはなりません.自宅から何か持って行っていればそれを使うのです.

さて,初のIKEA.ぐるっと回るだけでも結構な時間がかかって面白かったです.後で調べてみるとショウルーム部分は2kmほど歩く計算になるそうです.あとは端々にコスト削減の様相が見て取れたのも興味深かったです.コストに関しては製造もユニクロのように安く作れるところで作っているようです.他にも分からない工夫がたくさんあるのだろうなぁ..と思います.いろいろ新発見があったのでもっとデジカメで写真を撮れば良かったかなぁと思いました.

ちなみに日本での2店舗目は横浜の港北に出来るようです.(随分前に日本進出・撤退をしたようですが,それは数に入れません.)

  • 今回の購入品
    • デスクマット
    • ワークランプ
    • ミラー

など.

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