京葉線トラブル
http://www.asahi.com/national/update/0929/TKY200609290353.html
原因は火災のようですが,火災の起きた場所がどうやら基幹の部分だったらしく,影響が大きかったようです.
火災が起きてから,2日以内に通常状態に戻ったのはすごいと思いました.正直,基幹部分にトラブルを抱えたのならもう少しかかるだろうと考えていました.
ただ,このトラブルはもしかすると防ぎようがあったのではないのだろうかと思います.http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060929k0000m040072000c.htmlによると原因は過電流が配電盤に流れ込んだことによるもので,通常はブレーカーが設置されており,過電流が流れ込もうとするとブレーカーが落ちるようになっています.しかし,今回はブレーカーが作動しなかったため,火災に至ったとのこと.
ここで,疑問に思うことは,
- ブレーカーの点検は適切になされていたのか
- 部品交換に時間がかかってしまったとあるが,
- 純粋に作業だけで時間がかかったのか
- その場合,なぜ作業にそこまで時間がかかるような状態であったのか
- 部品在庫がなかった,もしくは在庫があっても不良のものが保管されていたのか
- 部品管理がうまくいってなかったのか
- マニュアルや回路図などの資料はすぐ取り出せたのか
- 純粋に作業だけで時間がかかったのか
そんなことを思います.
といいつつも,人間は普段うまく動いているものがいきなり壊れるとはあまり考えません.部品の在庫がなかったとしても壊れる可能性が低いものに関しては管理コストを考えるとあまり保管したくありません.首都圏では電車が交通の要.止まってしまうと大変です.願わくば適切な対策・対応が講じられて今後,このようなことが起こらないことです.