CEATEC JAPAN2006

CEATEC2006

ぼちぼち行って来ました.しかし,嵐のような日.雨も風も強く,傘の骨が2本ほど風で曲がるという惨事付きでした.お気に入りの傘なのに....

と,本題からそれてしまいそうです.

このイベントには去年も行ったので,今年は早々と案内メールが舞い込んで来ていました.折角登録していたし,丁度平日休みの週だったので行くことに.展示自体は去年と同じ感じでした.(目的が一緒なので当たり前かもしれませんが,,,)確か去年は休みの日に行きました.今年,平日にも関わらずすごい人でした.まず,京葉線が随分と混んでいました.ほとんどがCEATECのお客さんだったようです.

会場に入って端から冷やかしていくことに.まず気がついたのはテレビのエリアに意外と見学者が少なかったということ.休日だと多くなるのかしら...?各社とも頑張って展示していました.テレビはSEDという電界放出ディスプレイ(FED:Field Emission Display)の一種*1が気になっていましたが,デモブースに並んでいた人と待ち時間に圧倒されてあっさりと見ることをあきらめました.*2

途中,母校のブースが単独で出されていたことにびっくり.私の母校の場合,そういうことをしていてもまったく不思議はないのですが,さすがに予想外でびっくりしました.

面白かった&覚えているものを羅列します.

  • ムラタセイサク君 by村田製作所
    • 去年よりアップデートしたムラタセイサク君が登場でした.去年より複雑なことをやっています.カメラを使っているためだと思うのですが,フラッシュ撮影は禁止でした.*3坂道を登ったり,くねくね平均台を進んだり,バックしたり.坂道を登ると言うことはパラメータが増えるはずなので,ジャイロセンサが少なくとも一軸分増えていると思います.デモの最中,割と安定しているなと思っていたら,一度だけバランスを崩してしまいました.そこでふと外乱には弱いかもしれないと思いました.
    • 村田製作所ムラタセイサク君を利用して,自社製品・技術のPRを行っていました.ロボットはいろんなものが組み合わさってできるもの.いろいろなものが紹介できますし,実際に動いているところも見せられ,インパクトも大きい.良いプレゼンテーション手段のひとつかもしれないと思いました.センサ類を組み合わせて思い通りに動かすのはセンサの選定・調整などが意外と難しいと思いますので,その辺りの技術があることも見せることができます.
  • BOSE
    • 新製品の紹介や,既に発売されているものの紹介を行っていました.やっぱりノイズキャンセル機能がついているQuiet Comfortは欲しいもののひとつです.
  • デジタルペン「ペンイット」
    • 特殊な紙に,特殊なペンで文字を書くとそれがそのままPCに送られるというもの.PC側では文字認識を行い,通常の活字に置き換えることも可能です.ペンは一般のボールペンとしての機能も持っているので,普通のメモも可能です.文字を取り込もうとすると専用の用紙に書かなくてはなりません.いろいろな紙に対応すれば面白そうです.

他にもいろいろな展示があり,面白かったです.

*1:基本的な発光原理はブラウン管ディスプレイ(CRT)と同じでCRTの電子銃に相当する電子放出部をディスプレイの画素数の分だけ並べることで薄型化を実現したそうです.

*2:テレビは今年買う予定ないし〜来年の冬か再来年の夏ごろ買うかなぁ...と思っているのです

*3:画像処理を行っている場合,フラッシュの光はちょっと厄介です.真っ白な画像が一瞬撮れてしまいますので.